一番になる必要あるの?

最近の心境

なんだかとっても焦っている。もう手遅れなようで、どうしようもなく落胆する。
何が手遅れなんだろう。

その感情と共通する過去はある?

心理エクササイズの一つで、ネガティブな感情が出てきたとき、その感情とリンクする過去があるか探る。この焦りにリンクする経験あるかな、、

いつも何かを追いかけてきた

そういえばいつもまだ間に合う、まだいけるって、必死に食らいついてた。

高校の時、専攻を変えた。
新しい専攻はこれからまだ伸びしろがあった。この分野ならまだ可能性ある。

難関大学を薦められて受験。落ちた。
浪人を経て翌年チャレンジするも不合格、第二希望の大学に進学。
まだ十分ハイレベル。ここで一番になれば大丈夫。

一番にはなれなかった。
海外で学位をとればきっとハクがつく。日本のしがらみもしんどくなてきたしね。
アメリカ全滅からのイギリスの大学院に合格。
大丈夫、アメリカもイギリスも変わらん。ここで頑張れば大丈夫。

イギリスの大学院では散々だった。英語についていくのが必至で、始めの一年は音楽どころじゃなかった。唯一そこで出会った新しい分野の音楽、古楽に希望を見出す。これでいこう。

古楽の本場オランダへ。ここでも苦戦を強いられる。。

そして40代になった今ふと気づく。もう無理かも、もう手遅れかも、もう何物にもなれないかも。

一番になる必要ある?

この話をしたところで、セラピストから一言。
どうして一番になりたい?
当たり前すぎて、あまり考えたことがなかった。逆に一番目指さなかったら何目指して頑張るの?という反面、人との比較に意味がないことはめちゃめちゃ分かっている。

1位なしのコンクール

一番にならなきゃってどこで洗脳されたんだろう。

そういえば、クラシック界のプロフィールで見る、「〇〇コンクール第二位(一位なし)」
そのコンクールの1位には値しないけど、同年の参加者の中ではトップだったよ、という意味。
この「二位でしたけど、トップですよ」の重要性。そういう世界で生きてきたからかなぁ

セラピストは、それすごくよくないわ、と何度も言っていた。

エクササイズ“Little Self”

みどりに囲まれた一本道を歩いている。そこに遠く向こうの丘から5~6歳の子供が歩いてくる。
だんだん近づいてくると、それが子供の頃の自分だと気づく。
何を思う?何をあげたい?どんな言葉をかけたい?

私がかけた言葉は、とにかく今を楽しんで。考えすぎないで。嫌なことはしなくていい。毎日楽しいって感じて生きて。

今の想像なのでは

この言葉、今私が私にかけたい言葉。それを探すエクササイズなのか?謎。
子供のころのことなんてほとんど覚えてないけど。。

子供のころの記憶が少ない

子供のころのことをどれぐらい覚えているか?
ほとんど覚えてないし、覚えていることも、写真や聞いた話で想像しているのか、実際の記憶なのか曖昧。

セラピストはこれを、少し記憶が少なすぎると指摘した。

トラウマ

先日、セラピストが自分をどう思っているか、度々気になってしまう、と話した。

私の性格をどう思っているかを言ってくれるのだとおもいきや、セラピストとしての診断を話してくれた。

彼女は、私が覚えている以上に、幼少期のトラウマがあると思っているとのこと。
この記憶の少なさもそこに原因があるのでは、と。

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